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押さえ金

今日はミシンの押さえのことを書きます。
ドール服用押さえとゆうのは残念ながらありません。

普段の縫製はJUKI SL-280EX(職業用ミシン)にテフロン押さえをつけて使っています。
ファスナーをつけるときだけ右端縫い自由押さえと左端縫い自由押さえに変えます。
テフロン押さえはすべりが良くなるので合皮とか薄物とかも縫いにくさを覚えず
作業できるので助かります。
ファスナー縫いの専用押さえもありますが私はしっかり圧がかかるほうが楽なので面倒でも右用、左用と付け替えて使ってます。
最近はテフロン製の端縫い自由押さえが出たみたいで合皮なんかはそっちがいいのかなとも思います。

Osae1p

左からデフォルトの普通押さえ、テフロン押さえ、
右端縫い自由押さえ、左端縫い自由押さえ。


ものすごく小さなカーブを縫わなくてはいけないときは
押さえが大きすぎて動かなくなるときがままあります。
ミシン縫いの限界みたいな縫製を強いられるときはつらいのですが
テフロン押さえをぎりぎりまでカットしてコンパクトな押さえにカスタムして使います。
この左右の足の長さの違いって必要あるのかなと思うのですが
一応写真の黒く塗ったところをおとして裏側も少し調整します。
Osae3






さて、職業用でなく家庭機はどうかというと

ボタンホール専用機になっているためあまり押えにはこだわってません。
使っているのはジャノメのC-420という機種で生産終了したものですが
ミシン屋さんに用途を伝えて今年のお正月に安く譲ってもらったものです。

以前つかっていたトヨタミシンのはデフォルトの押さえがあまりに針位置が見ずらかったのでテフロン押さえを適当にナイフでカットして使っていました。
もしお使いのミシンの押さえに使いにくさを感じるときは試してみるといいかもしれません。
ジャノメのミシンは大き目のボタンには自動で綺麗にボタンホールをしてくれる押さえがありますが10mm以下では誤作動するので大部分マニュアルでやってます。

言い忘れてましたがテフロン押えは裏側がどんどん減って薄くなってきますので
押さえ圧がなんか変だなと思ったら早めに交換することをおすすめします。
私は年に2回くらい交換しています。
Osae2






裏わざというほどのこともないですがドール服を作り始めたときは布端5mmを縫うのが難しくてトレペや薄い接着芯に5mm間隔にマジックでラインを引いてテープで貼り付けて練習していました。

下糸をかえる度にちょっとはがさないといけないのが面倒ですが使い捨てで手軽に使いやすくなるのが当時気に入ってました。
Gaido









あとやっぱりすごく必要性を感じるのはフットコントローラーですね。
あと一針とかピタッと足でコントロールできないとストレスを感じます。
縫いはじめと縫い終わりは優しく慎重に、直線はガッツリ踏み込んで超高速みたいなのがいいですね~
車の運転と同じで高速で合流だとしっかりスピード上げて
路地裏はゆっくりゆっくりみたいな感じです。
足踏みミシンみたいにずっとカタカタのんびり踏むのもロマンがありますが。

家庭機も職業用も縫い目を綺麗に調整するには布に合った針と糸、入念な掃除と注油も大事ですね。
ドール服には基本より若干細めの針をつかったほうがやりやすいです。
普通薄地は9号の針に90番か80番の糸を使いますが7号で折れなさそうなら7号に変えます。
ブロード、シーチングなど普通の厚みの生地には11号針に60番糸が普通ですが
9号を使ってしまうことが多いです。
ツイルや9オンスくらいのデニムで11号針を使います。
どうしても折れそうなときは太いのに変えます。
ミシンによってはそんなに無理がきかないかもですし、そんなの邪道だと思われる方がいらっしゃるかもですがうちではそんな風にしてやってます。

神業な合皮の縫製をされる方もやはり針穴が小さく緻密な縫製ができる7号針を使っているそうです。

あと針の磨耗具合や針の向き、ボビンの中のごみや下糸の巻き具合とかほんのささいなことで糸調子が乱れるので本縫い前にはしっかり試し縫いしないとだめですね。
ゴミはいたるところにたまりますので簡単な分解掃除はすぐ出来るように
ミシン用ドライバーはいつも手元にあるようにしています。

いい感じに縫えたら上糸調節にマジックでちょこっと印をつけておくと
ギャザー寄せのときダイヤルをゆるめにいじってもすぐ戻せるので便利です。
ちょっとかっこ悪いけど娘くらいしか見てないのでいいのです。

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コメント

もう先生と呼ばせて頂きたい内容です。
すごい勉強になります、有り難うございます~!

ミシン糸は60番しか持ってないんですが、ドール服にはちょっと太すぎるかなと思っていたので、縫い方になれてきたら、細いのも買ってみます。
トレーシングペーパーの練習もやってみますね!
うちのジャノメミシンにフットコントローラーは付いてないので、いずれちゃんとしたミシンも欲しいです。

押さえがねはこんな風に工夫されてるんですね。
実際デフォルトだと針先が押さえで見えにくいので、なるほど~と思いました。

あの綺麗な服は、こうやってできてるのかと舞台裏を垣間見れるのも楽しいです。

これからもブログの更新、楽しみにしていますね。

投稿: I | 2009年8月20日 (木) 22時58分

たいしたことはしてないですが
ちょっとでもお役にたてれば書いた甲斐があります。
フットコントローラーは通販してくれるミシン屋さんでも取り寄せしてくれるところがあるので問い合わせしてみるのもいいかもしれません。
お世話になっているミシン屋さんブログリンクに入れておきますね。
まだまだ道具のご紹介シリーズ続きますのでお楽しみにvv

投稿: らま | 2009年8月23日 (日) 00時05分

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